- Price
- ¥826,000(税込)
- Spec
- W645×D665×H716 SH360
ラウンジソファ 1s オーク
Lounge Sofa 1-Seater / Oak
01
The Brand's Origin.
逸品が在る日常
「偶然のようでありながら、深い意味や価値がある出会いや関係」にわたしたちは「ご縁」を感じます。「ご縁」とは人と人との出会いや関わりを指す言葉で、偶然や運命と感じられるような巡り合わせを意味します。
日本において「ご縁」は意図せずに生じるものとされていて、
その時生じた出会いや関係は大切にされるべきだと考えられています。
わたしたち「互色-互縁」は、そんな「ご縁」を大切に作り手と使い手をつなぐ架け橋として、今まで培ってきたプロデュースの力で「地域のものづくりを支える」職人さんと「人とは違った良き日常」を送りたいみなさまを結びつける出会いの場所として誕生しました。
“豊かな日常をつくる、職人の逸品と出会える隠れ家ショップ”をコンセプトに全国の隠れた技術を持つ職人さんの逸品や、技術に光を当て、それを必要とされている方につないでいく。
その出会いがお互いの「ご縁」であると感じられるようなモノとコトを発信していきます。
02
Curated Brands.
Furniture Craftsman
01
Furniture Craftsman / Hiroichi Kawakami
家具職人
岐阜県高山市
日本の脚物家具の聖地とも言える岐阜県高山市で木工家具職人として活動される川上 博一さん。家具職人としてのキャリアは実に半世紀近くになる生粋の職人である。「はじめはやりたいことがあったわけじゃない」と語る川上さんだが、50代で出会った一脚の椅子に衝撃を受けて、オリジナル椅子の製作を始めたという。
椅子の製作は30代から続けており、飛騨高山の名だたる企業のプロトタイプ作りに関わってきた。そのキャリアのスタートは異色で箱物家具や建具の製作、宮大工さながらの「組子欄間」の製作を得意としていた。
しかし、時代的にも和風のモノは受け入れてもらえる世の中の風潮が無く、全国で一番という高山の椅子製作に関わるようになった。
はじめは試行錯誤の連続で椅子ならではの強度に対する問題を独学で学んでいった。そんな中で舞い込んだ一脚の北欧家具をリペアする仕事。そこでやってきた一脚の名作椅子の座り心地、フォルムに衝撃を受けて全てを一から自分で作成した「nail chair series」を完成させた。
nail chair series
「nail chair series」は、その美しいフォルムはさることながら、特筆すべきはその座り心地だ。
川上さん自身が何度も自分でその座り心地を確認しながら作り出したラウンジチェアは、極上の座り心地を提供する。
また「完成したフレームが朝日に照らされて工房内で輝いて見えた」と語るそのデザインは、自身の大好きな北欧名作家具以上の美しさを持っている。
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Whiskey Barrel Craftsman
02
Whiskey Barrel Craftsman
ウイスキー家具
香川県
ウイスキーの奥深い香りと複雑な味わいは、長い時間をかけて育まれる“熟成”という工程から生まれる。原酒は眠るように静かに樽の中で呼吸し、温度や湿度のわずかな変化さえ取り込みながら、年月を重ねるごとに色と香りを深めていく。この熟成に欠かせないのがオーク樽である。オーク材に含まれる成分がバニラやカラメルの芳香をもたらし、木目の隙間を通じてわずかに空気を取り込むことで、ウイスキーはゆっくりと丸みを帯びていく。数十年、時には半世紀を超える時を生きた樽は、ただの容器ではなく、ウイスキーの個性を形づくるもうひとつの“つくり手”といえる存在だ。その内部に刻まれた色、香り、温度の記憶は、熟成という神秘そのものを象徴している。
この唯一無二の時間を宿したオーク樽に新たな命を吹き込む香川県の職人たち。この個性豊かな素材と向き合い、削り、磨き、木肌の癖を読み取りながら、ふたたび暮らしの道具として息を吹き込んでいく。「木を活かす」という彼らの確かな技術と感性が宿る家具は、樽が歩んだ時間を静かに繋ぎ、使う人の日常に豊かな物語をもたらしてくれる。
rakuyo series
「rakuyo series(落陽)」は、長い歳月をウイスキーとともに歩んだオーク樽に、もう一度新たな命を吹き込んだアップサイクル家具シリーズです。熟成の記憶を宿した木肌の風合いと、職人の繊細な技が織りなす静かな佇まい。時を重ねた樽だけが持つ深い余韻を、日々の暮らしへと届けます。
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Lighting Craftsman
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LIGHTING CRAFTSMAN
灯り制作
岐阜県
岐阜県美濃地方は、長良川の清流と良質な美濃和紙に恵まれ、古くから提灯づくりが根付いてきた土地である。湿度の安定した気候は和紙づくりに適し、さらに川の流れは材料の運搬や商いを支え、職人と技術が自然と集まる環境を育んだ。その地で百年以上にわたり提灯づくりを続けてきた。
岐阜市で提灯製造を始め、戦後の暮らしの変化や需要の波に揺れながらも、丁寧な手仕事を曲げずに歩んできた。
伝統をそのまま守るだけでなく、時代の光に合わせて提灯という存在を再解釈してきた点にある。祭礼用の提灯や盆提灯はもちろん、店舗やホテルの照明、現代のインテリアに調和する灯りなど、用途に応じた柔軟なものづくりを行ってきた。美濃和紙のやわらかな質感と職人の手技が生む光は、空間を静かに包み込み、どこか懐かしさと新しさを同時に感じさせる。
古い提灯を蘇らせる修理の仕事から、特注の大ロット生産、デザイン提案まで幅広く手がける姿には、美濃の素材と技を未来へ受け渡そうとする静かな意志が宿っている。その灯りは、地域の歴史と職人の思いを映す、確かな存在感を放っている。
zansho series
「zansho series(残照)」は美濃和紙のやわらかな光と、日本唯一の伝統工芸士による職人の手仕事が息づく灯りのコレクション。夕暮れの余韻のように、空間に静かな温もりを灯す和のあかり。伝統の技を今の暮らしに寄り添わせた、雪洞や行灯は国内外から大きな評価を受けています。
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Ceramic Artist
04
CERAMIC ARTIST
名も無き作陶家
岐阜県多治見市
日本有数の陶器の産地、美濃に遠方から移り住んできた一人の作陶家がいる。名を知られる存在ではないが、誠実に土と向き合い続ける姿は、どこか職人の原点のようでもある。「特別な理由があったわけじゃない」と彼は語るが、若いときに魅せられた器の美しさに惹かれ、この地にやってきた。
単身移り住んだ岐阜県多治見市で、陶器の技術を基礎から学び、以後この地でその技術を磨き続けている。流行や派手さとは無縁の、地道な鍛錬の継続だったと言う。頑固な職人というよりも柔和なイメージが魅力的なこの作陶家は、まるで凪の海のような懐の深さを感じさせる。
そんな彼の作り出す作品は華美ではないが、手にした瞬間にそっと馴染むような静かな佇まいを持つ。美濃の土が持つ表情を信じ、日々の営みに寄り添う器を生み出したいという思いが、彼のものづくりの芯になっている。
美濃の土に魅せられ、遠くからやってきた一人の作り手が紡ぐその器には、移り住んだ土地への敬意と、ものづくりへの揺るぎない姿勢が宿っている。
yoin series
「yoin series(余韻)」は、日々の暮らしに静かな余白をもたらす器とアートのコレクション。美濃の土が持つ表情を生かし、花器、プレート、ボウル、アートボードまで、一つひとつに“余韻”がそっと息づくように仕上げている。
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Bladesmith
05
Bladesmith
刃物制作
岐阜県関市
日本における刃物の聖地のひとつとして、岐阜県関市は古くから名を馳せてきた。戦国の刀鍛冶を源流とし、良質な水と炭、砂鉄など鍛造に適した自然環境と、鍛冶職人たちによる技術の蓄積によって、包丁、ハサミ、ナイフといった刃物の一大産地へと成長してきたのだ。今もなお関市は、日本国内の包丁・刃物製品の主要な供給地として、「刃物の町」としてその名を知られている。
職人たちによる製品を量産できるスキームを備えており、包丁を初めとした様々なライフスタイルアイテムを手がけている。
「伝統 × モダン × グローバル」がその特徴であり、現代の日本人の美意識にマッチした製品開発は国内外の評価が高い。受け継がれた技術に現代的なデザイン感覚を重ね合わせ、時代に寄り添う製品を生み出すことが彼らの強みだ。
関の刃物を“日常の道具”へと昇華させてきた彼らの包丁は、単なる刃物ではなく手にした人の暮らしや食卓に寄り添う道具として、関の伝統と現代のライフスタイルをつなぐ架け橋となっている。
issen series
「issen series(一閃)」は伝統的な関の鍛造技術を元に実用性高く仕上げた3層積層包丁と、69層の金属を重ね合わせた強さと美しさを兼ね備えるダマスカス鋼包丁の二種類をラインナップ。
切れ味はもちろんのこと、ダマスカス鋼の持つ独特な美しさと、妖艶な魅力は日本人だけで無く、多くの外国人も魅了している。
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